黒い十字架-Schwarz Kreuz-というサイトに設置しているブログです。 内容は黒い十字架の看板キャラによる小話などです。
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白雲の料理で散々な思いをした緋燿だが、まだまだ悲劇は終わらなかった。
それはしっかりと説明していなかった蒼氷が悪いのか?
それとも、白雲が差し出したものを何の疑問もなく受け取った緋燿が悪いのか?
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白雲の猛毒料理を食べて倒れた緋燿。
その緋燿のそばにいる蒼氷。
蒼氷は生活力がないため、何をするわけでもない。
だが、悲劇は歩いてやって来た。
白雲が来てからしばらくが経過した。
その間、特筆すべき様な事象は起こらなかった。
だが、ここにきてとうとう起こる。
その被害者になる緋燿に蒼氷は声をかけた。
「ご愁傷様」
――と。
その間、特筆すべき様な事象は起こらなかった。
だが、ここにきてとうとう起こる。
その被害者になる緋燿に蒼氷は声をかけた。
「ご愁傷様」
――と。
珍しく識者の館にヒトが訪ねてきた。
蒼氷が下を覗き込むと見知った顔がいた。
それを見た蒼氷はテラスから降りた。
それは緋燿にとっては災難の始まり。
だが、蒼氷にとってはそうではなかった。
蒼氷が下を覗き込むと見知った顔がいた。
それを見た蒼氷はテラスから降りた。
それは緋燿にとっては災難の始まり。
だが、蒼氷にとってはそうではなかった。
数人の男たちに囲まれ暴言を吐かれている少女。
お人よしのヴァルターがそれを放っておくことなどできなかった。
そのお人好しぶりに溜め息も出るが、それが彼の良いところだ。
傍観する気でいたアロイスだったが、あることに気づく。
それに気づいたとき、アロイスもその少女に関わる決意をする。
聖獣の書、始まり――
お人よしのヴァルターがそれを放っておくことなどできなかった。
そのお人好しぶりに溜め息も出るが、それが彼の良いところだ。
傍観する気でいたアロイスだったが、あることに気づく。
それに気づいたとき、アロイスもその少女に関わる決意をする。
聖獣の書、始まり――